「シンクホール追加兆候ない」…住民「拙速調査は信じられない」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.03 10:33
ソウル衿川(クムチョン)区庁はマンション近隣工事現場と道路の大型シンクホール現象によって緊急避難した住民に「追加の異常兆候は見られない」と説明して帰宅を勧めた。これに対し、大多数の住民は「拙速調査の結果を信じることはできない」と言って入居を頑な拒否している。
区庁災害対策本部は2日、加山洞(カサンドン)のシンクホール事故発生現場で近隣マンション住民を対象に安全調査の結果を発表した。これに先立ち、先月31日午前4時36分ごろ、加山洞のあるオフィステル工事現場周辺の道路で、縦10メートル、横30メートル、深さ6メートルの規模で地面が陥没した。これによって、近隣マンションに住む76世帯約200人が、現在まで住民センターや親戚の家などに避難している。区庁は1~2日、事故現場周辺マンション3棟の外壁に計測器を設置してアパートの傾斜や振動幅を測定するなど安全調査を実施してきた。