「コロナはとにかく食糧がない」 封鎖8日目迎えた中国西安の絶叫
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.31 08:39
「何も食べられなくて寝られないなんて今まで想像もできなかった」
中国政府が新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の拡大を防ぐために陝西省西安市を封鎖して8日目。西安市内の食糧が底をつき、住民が微博を通じて不満を表出していると30日、香港サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)などが報じた。
SCMPによると、「スキニー」というハンドルネームのネットユーザーは「徐々に(状況が)おかしくなってきている」とし「何も食べられなくて寝られないなんて今まで想像もできなかった」と綴った。地域当局の供給網の管理が杜撰だと指摘する声もあがった。別のネットユーザーは「中国が(昨年)初めて都市を封鎖したときに供給が不足したのは理解できるが、すでに何回も封鎖を経験した状況で今回の供給不足は理解できない」と一喝した。米紙ワシントン・ポスト(WP)によると、微博で「西安で生活必需品を手に入れにくい」という文面のハッシュタグ掲示物はこの日まで3億回の照会数を記録した。