韓米通貨スワップ、31日で終了…「外国為替市場への影響少ない」
ⓒ 中央日報日本語版2021.12.30 16:27
韓国銀行は米連邦準備制度理事会(FRB)と締結した一時的通貨スワップ契約が予定通りに契約期日である12月31日に満了する予定だと明らかにした。
韓国銀行は昨年3月19日に新型コロナウイルスの余波でドル需要が高まり為替相場が10年8カ月ぶりのドル高水準になったことを受け、FRBと600億ドル規模の2国間通貨スワップ契約を締結していた。スワップ契約期間は昨年9月までだったが、2回延期され今年末に終了する予定となっていた。
韓国銀行は今回の韓米通貨スワップ契約が終了しても最近の金融・外国為替市場の状況、強化された外貨流動性対応能力などを考慮すると、国内の外国為替市場に及ぼす影響は大きくないものと予想した。11月基準の外貨準備高は4639億ドルで、2020年3月の4002億ドルより16%の637億ドル増加した。