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「105階建てがら空き」…世界最悪の建築物に選ばれた北朝鮮「柳京ホテル」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.27 09:20
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海外メディアが世界で最も悪名高い建築物に北朝鮮の柳京(リュギョン)ホテルを挙げた。

25日(現地時間)の英デイリーメールは「世界で最も悪名高い建築物」を紹介した。多くの建設費用を投入して都市の「ランドマーク」になると予想したものの高い維持費用と低い実用性で悪名高い世界の建物にルーマニアの「国会議事堂」、スペイン・ベニドルムの「インテンポアパート」、カナダ・モントリオールの「オリンピック競技場」、ロシア・ウラジオストクの「ルースキー島連絡橋」、中国・東莞の「ニューサウスチャイナモール」などと共に北朝鮮平壌(ピョンヤン)の「柳京ホテル」を選んだ。

 
デイリーメールは「建築用ホワイトエレファント(大規模な行事後に多くの維持費がかかり役立たない施設)の代表はおそらく近くオープンする北朝鮮の柳京ホテルになるだろう」と伝えた。続いて「105階建てですべてが空いているこの建物は『世界で最も高くてがら空きの』建物であるはず」とし「ピラミッド型の構造、そして『世界で最も貧しい国の一つ』という理由で有名だ」と説明した。

報道によると、この建物は北朝鮮を訪問する海外からの観光客数とほぼ同じ数の計3000客室を誇る。1987年に建設が始まり、1992年に現在の高さを完成した。海外メディアによると、エジプト建設会社オラスコムグループが16年間工事を中断した後、2008年に工事を再開した。北朝鮮がこの柳京ホテルを最終的に完工するためには、北朝鮮の国内総生産(GDP)の約5%にあたる20億ドル(約2300億円)が必要だと、海外メディアは予想した。

一方、平壌の柳京ホテルは先月、北朝鮮の労働党機関紙の労働新聞に登場した。今年末の成果決算を控えた北朝鮮は105階建て平壌柳京ホテルの建物の照明で「人民大衆第一主義」という文字を演出しながら金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書紀の基調と愛民精神を強調し、思想宣伝を強化する姿を見せた。

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    「105階建てがら空き」…世界最悪の建築物に選ばれた北朝鮮「柳京ホテル」

    2021.12.27 09:20
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    2019年10月21日の平壌(ピョンヤン)市内の夜景。105階建て柳京ホテルの外壁に宣伝画が映し出されている。 [平壌=写真共同取材団]
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