「オミクロン、肺ではなく気管支で増殖…デルタより70倍速い」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.17 07:53
新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の新しい変異株「オミクロン株」は肺よりも気管支で活発に増殖し、デルタ株よりも分子構造の結合力が強い可能性があるという研究結果が公表された。ロイター通信が今月15日(現地時間)、報じた。
同メディアは香港大学李嘉誠医学院の研究チームによる論文を引用し、オミクロン株がデルタ株と比べて気管支での増殖が70倍速かったと伝えた。肺組織では相対的にあまり活性化せず、従来のウイルスに比べて複製能力は10倍未満であることが明らかになった。該当の論文はピア・レビューがまだ完了していない。