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【中央時評】南北基本合意30周年を振り返って

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.15 16:07
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前世紀末、世界は脱冷戦、ソ連解体、ドイツ統一、社会主義崩壊が一度に押し寄せる荒波の真ん中にあった。韓半島(朝鮮半島)も変化の波が及んだ。大韓民国は流血のない妥協を通じた民主的移行の結果、安定的な民主主義を定着させていき、南北関係は国力のほとんどすべての面で韓国優位で固着した。民主化移行の前後に続いた経済発展も韓国の特長だった。

とにかく一度汗をかき、力が集まり、意気が合い、やる気になれば誰も止めることができないほど爆発する韓国人の魂と性格、能力と潜在力は、その後、ソウルオリンピック(五輪)、ベンチャー産業、IT、韓日ワールドカップ(W杯)、先端技術、文化、芸術、娯楽、スポーツの領域で我々と世界を驚かせるほどだった。そして今日、我々はよくG7、G9、またはD10(民主主義10カ国)など、かつては聞いたことがなかった奇跡的な世界順位を記録している。

 
実際、韓国のある先端技術と製品、ある文化芸術作品は今日、全世界に広まっている。かつて著名な世界観察者が、韓国が最も低くて厳しい状況だった20世紀半ばに「韓国を平らに広げてみれば(これらは)地球を覆うだろう」といった言葉は、韓国の自然ではなく韓国人の能力の側面でほとんど合っているようだ。

民主化以降に発揮された驚くほどの内部変化力量に劣らず、世紀末の韓半島問題の変化幅も非常に大きかった。世界的な脱冷戦と国内民主化と南北国力の格差という3重要因が一度に重なった効果だった。7・7宣言と韓民族共同体統一案の発表、南北基本合意書と韓半島非核化共同宣言の合意、韓ソ修交と韓中修交など、一つの政権の任期内の業績とは思えないほど多くの成果があった。特に政党と政党、保守と進歩、当局と民間の間で最も激しく対立してきた-韓国内の葛藤の根源であり出発点といえる-対北朝鮮政策と統一案を、民主化の過程で与野党が一つにまとめたことは、政治的な驚異に近い妥協だった。歴史的な地平で見ると、7.7宣言、韓民族共同体統一案、南北基本合意書、韓半島非核化共同宣言は、民主化を可能にした内部協約として6月抗争と6・29宣言を、南北関係と統一問題と非核平和領域に適用して成功した、韓半島問題での第2の協約であり2重妥協(内部妥協、南北妥協)を意味した。

与野党の意思疎通と合意の結果だったため、当時の韓民族共同体統一案と南北基本合意は、進歩・保守政府を越えて今日でもそれぞれ韓国政府の公式的な統一政策であり根本的な合意と見なされる。どうしてそれが可能だったのか。一言で議会主義、そして対話と妥協の力だった。特に韓民族共同体統一案は4党体制の合意の産物であり、盧泰愚(ノ・テウ)、金泳三(キム・ヨンサム)、金大中(キム・デジュン)、金鍾泌(キム・ジョンピル)4党指導者の指導力の結果だった。理念的に最も距離が遠いとみられた盧泰愚と金大中の間の長い意見交換と完ぺきな妥協を見て、我々は、民族問題の脱陣営化と超党派的合意に向かった2人の指導者の局量と鋭い洞察力に驚いた。

当時、急進在野と学生の統一情熱と民族主義噴出-一部は公然と親北朝鮮路線を堅持していた-にもかかわらず、最後まで保守政府と合意を追求した反対党の2人の指導者、金大中・金泳三の陣営超越と議会主義は高い賛辞を受けるべきだ。与野党の合意のために最大限野党の意見を受け入れて折衝しようとした盧泰愚の忍耐と包容のリーダーシップは強調する必要もない。

専門家の見解と識見を尊重した盧泰愚の国政運営も重要だった。彼は李洪九(イ・ホング)を含め該当分野の専門家の意見と自律性を最大限に尊重して政策を決定した。後日、金大中も林東源(イム・ドンウォン)を含む専門家の見解と提案を尊重した。盧泰愚・李洪九、金大中・林東源の組み合わせは政治的リーダーシップと専門家的な識見が重なった成功事例だ。さらに盧泰愚が進歩的な指導者と意見を受け入れたように、金大中は統一・外交・安保・対米・情報分野の初期閣僚級をすべて保守派で満たした。

盧泰愚-金大中時代の南北問題と外交関係の成就の最初の出発は、陣営と党派を越えた内部の認定と受け入れだった。陣営の敵対と清算ではなかった。国内対話が南北対話の、国内妥協が南北妥協の必須通路だ。それが民主主義と議会主義の力であり本領だ。専門的な意見を聞く開かれた態度も同じだ。古来から賢者が国政で謙遜は人品でなく能力だと言った理由だ。

今日、国政と南北と外交のいくつかの領域が敵対と断絶と葛藤を露呈している。議会主義と妥協の失踪が出発だ(議会民主主義で「議会」は「対話」と完全に同じ言葉だ)。南北基本合意30周年を振り返り、今日の非核平和・脱原発・終戦宣言をはじめとする主要懸案で、与野党が-合意でないとしても-対話を通してどんな意思疎通をし、またどんな専門家がどんな自律性と責任性を持って参加したのか私たちは分からない。最も良い政策は常に民主性と専門性の結合の産物だ。また、そのようにする時に限って長く続く。

パク・ミョンニム/延世大教授・政治学

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