南北共同連絡事務所爆破とともに税金170億ウォンも吹き飛んだ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.16 17:31
北朝鮮が16日に爆破した開城(ケソン)の南北共同連絡事務所には、韓国政府予算から約170億ウォン(約15億円)が投じられたことが確認された。
未来統合党の鄭鎮碩(チョン・ジンソク)議員が統一部に提出させた4・27板門店(パンムンジョム)宣言にともなう事業別予算と執行現況資料などによると、4・27南北首脳会談があった2018年に南北共同連絡事務所建設に103億ウォンを使った。翌2019年に54億3800万ウォン、今年は5月までで11億4500万ウォンを投じた。3年間に建設費と運営費などとして総額168億8300万ウォンが投入された。連絡事務所を建設することにした当時、土地は北朝鮮の所有地だが建設費は韓国側が全額負担することにした。