「今回の済州地震、浦項・慶州の時とは違う…火山活動と関連」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.15 09:35
14日、済州島(チェジュド)付近の海域で発生したマグニチュード(M)4.9の地震は2016~2017年に発生した慶州(キョンジュ)・浦項(ポハン)地震とは様相が違っていることが分かった。地震に伴う津波の可能性は低いほうだとみられている。
韓国気象庁によると、今回の地震の震央半径50キロメートル以内で、1978年以降31回の地震が起きている。最も最近発生した地震は2019年3月11日(M2.4)だった。済州付近の海域で地震が起きることはよくあることではないが、いつでも起きうるという意味だ。
ポステック(浦項工科大学)環境工学部のイ・ユンス教授は「済州島と付近の海では火山活動と関連があり、地殻に亀裂が多いほうだ。亀裂ができているところは周辺の地域より弱いため、地形上で地震が発生する可能性が十分ある」と話した。