新規重症者数、5週間で倍に…医療対応は追いつかず=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.13 16:06
先月1日の韓国政府の段階的な日常回復(ウィズコロナ)施行後、新型コロナ新規重症者数がおよそ2倍に増えたことが分かった。重症者とは高流量(high flow)酸素療法や人工呼吸器、人工心肺装置(ECMO)など集中治療を受ける患者をいう。発生規模は政府の予測範囲を超え、病床不足につながっている。
中央防疫対策本部によると、重症者数はウィズコロナ週間リスク度評価の5種類の核心指標の一つ。核心指標は集中治療室病床の稼働率、医療対応力量に対する発生比率などだ。しかし政府は新規重症者数を毎日公開していない。毎日発表される現況資料には在院中の重症者数だけが提供されている。したがって中央防疫対策本部が毎週月曜日に発表する段階的日常回復週間危険度評価の結果を通して確認しなければならない。この評価結果には週間新規重症者数資料が含まれている。