段階的日常回復以降に新型コロナウイルスの感染拡大傾向が続く中、１３日の新規感染者数は休日の影響にも５０００人台後半を記録した。重症患者は８７６人で６日連続８００人台と集計された。

中央防疫対策本部によると、この日午前０時基準で新規感染者は５８１７人だ。累積感染者数は５２万３０８８人だ。

週末の検査件数が減少した影響で前日の６６６１人より感染者数は８４４人減ったが、日曜日の感染者基準（発表日基準月曜日）では最多だ。これまで最多だった１週間前の日曜日の４３２４人と比較すると１４９３人多い。

この日集計された重症患者は８７６人だ。前日よりは１８人減ったが、８日から８４０人→８５７人→８５２人→８５６人→８９４人→８７６人と６日連続で８００人台を記録している。

死亡者は４０人増え累積４２９３人になった。韓国の累積致命率は０．８２％だ。

新型コロナウイルスの変異ウイルスであるオミクロン株の感染者は２４人増えた。累積１１４人だ。

この日の新規感染者の感染経路は市中感染が５７８３人、海外流入が３４人だ。

今月に７日から１３日までの最近１週間に発生した新規感染者は日別で４９５４人→７１７４人→７１０２人→７０２２人→６９７７人→６６８９人→５８１７人で、１日平均約６５３４人だ。

先月韓国政府が防疫体系を段階的日常回復に転換し防疫ルールを緩和してから感染者の規模が急速に増えている。ウイルスが感染しやすい冬季の上にオミクロン株感染事例も増え続けており、感染拡大傾向が現在よりも大きくなる懸念も出ている。

韓国政府は状況がさらに悪化する時には「格別の措置」、すなわち追加防疫対策を出すという立場だ。

防疫当局は６日から防疫パス（接種証明・陰性確認）適用対象は増やし、私的会合の人数を縮小するなど防疫措置を強化しており、１０日には非首都圏の総合病院を対象に追加病床確保の行政命令を下すなど対応に乗り出している。

この日からは防疫パス適用啓蒙期間が終わり、違反した利用者と運営者の双方に過怠金が科される。