【グローバルアイ】性的マイノリティーのカップル認めた東京都
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.10 10:15
『きのう何食べた?』という映画がある。今秋日本で公開されて興行収益10億円を突破して成功を収めた。よしながふみの漫画が原作だ。2019年テレビドラマとして制作されて話題になり、映画はその続編となる。題名そのまま、主人公が「昨日何を食べたのか」に集中する、『孤独なグルメ』系の料理ドラマだ。
特別なのは2人の主人公が40代の性的マイノリティーであるという点だ。小さな法律事務所で弁護士として働いているシロ(西島秀俊)と美容師のケンジ(内野聖陽)はゲイカップルとして数年間一緒に暮らしている。料理が趣味のシロは毎日帰り道に買い物をして2人が一緒に食べる食事を作る。人々のうわさになるのが嫌で自分が性的マイノリティーであることを明らかにしないシロ、息子がゲイであることを受け入れたものの相変らず混乱している両親などのエピソードが出てくるが平凡そのものだ。各自仕事をして一緒にご飯食べて、それぞれ違う性格であれこれ言い争い、老後のことをたびたび心配する中年カップルだ。