韓国、3日連続で7000人以上…「ブースターショット、3カ月に短縮」検討
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.10 07:28
韓国の新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の一日の新規感染者数が3日連続で7000人以上を記録するものとみられる。韓国政府は2次と3次の接種間隔を現行の4~5カ月から3カ月に短縮する方案を検討中だ。9日、防疫当局によると、この日午後9時現在の全国新規感染者数は同時間帯基準で歴代最多となる5803人だった。従来の記録である今月7日の5704人に比べて99人多い。これに伴い、10日0時までの新規感染者数は7000人を超える可能性が高い。この場合、新規感染者数は3日連続で7000人以上を記録することになる。
韓国政府は状況が尋常ではないと判断し、2次接種と3次接種の間隔を3カ月に短縮する方案を検討している。現在は60代以上は4カ月、50代以下は5カ月であり、残余ワクチンとして打つ場合はそれぞれ1カ月さらに前倒しで打つことができるが、今後はすべて3カ月に統一するということだ。韓国政府は専門家議論を経て、早ければ10日にこの方案を発表する予定だ。これまでのところ追加接種間隔を3カ月に短縮したのは英国が唯一だ。