韓国のコロナ死亡者急増ミステリー突き止めた…延世大教授「解決策は一つ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.07 06:43
最近感染者数と死亡者数が急増している韓国では、60~74歳が主に接種したアストラゼネカ(AZ)ワクチンの接種効果が4カ月しか持たないためだという分析が公開された。この階層に対する追加接種(ブースターショット)を急がなければならないという指摘が出ているのはこのためだ。
6日、延世(ヨンセ)大学医大予防医学教室のパク・ウンチョル教授は、韓国内の新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の感染者と死亡者数を時系列別に分析した結果を公開した。
パク教授の分析によると、韓国内でコロナワクチン接種が始まる前の第3波時期(昨年12月~今年1月)の一日平均死亡者数はそれぞれ12.1人、16.8人で最多だった。その後2月26日から高危険群を皮切りに接種が次々と実施されて、4~7月に入って死亡者数が一日2~4人台まで大幅に落ちた。ワクチンの効果が現れたといえる。だが、7月から再び死亡者数が少しずつ増えはじめ、今月に入って一日平均44.8人(6日基準)まで爆発的に増えた。以前の最高値の3倍近くになる。