「ウクライナ侵攻説は謀略」ロシア、米大使館職員を追い出した
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.03 10:44
ロシアの「ウクライナ侵攻準備説」を巡るロシアと西側諸国間の葛藤が深まっている。米国など西側諸国は経済制裁措置を圧迫カードとして切り、ロシアは「米国や西側諸国が『根拠のない謀略』をめぐらしている」として外交報復で対抗している。
1日(現地時間)、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、ロシア外務省はこの日、在モスクワ米国大使館所属職員に追放命令を下した。モスクワで3年以上勤めてきた米国大使館外交官は来年1月31日以前に去れという通知だ。
ロシア外務省は、最近バイデン政府が在米国ロシア外交官とその家族50人余りに追放命令を下したことに対する報復措置だと明らかにした。マリア・ザハロワ報道官は「米国が先に我々にこのような形のプレーを強要した」とし「選択は我々の役割ではない」と主張した。続いて「米国政府は外交規範を破って外交官運営に対する主権を侵害している」とし「妥協につながらない場合、来年7月1日以前に追加措置を取る場合がある」と警告した。