「最悪の変異株がまた発生する」 エイズ患者集まったサハラ以南は悲鳴
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.03 09:58
「新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)が後天性免疫不全症候群(AIDS・エイズ)患者の間で統制なく広がる場合、今よりもたちの悪い新型変異株が出てくる可能性がある。世界各国の政府や保健専門家が(アフリカの状況に)もっと多くの関心を注ぐよう求める」
最近新型変異株オミクロン株が急拡大している南アフリカ共和国内の最高保健権威者の言葉だ。1日(現地時間)、南アフリカ伝染病対応および革新センター(CERI)のトゥーリオ・デ・オリベイラ(Tulio de Oliveira)所長をはじめ南アフリカの科学者4人は国際学術誌「Nature(ネイチャー)」への寄稿文を通じて世界各国がアフリカのワクチン不足事態に無関心で対応する場合、最悪の状況を迎える可能性があると警告した。