주요 기사 바로가기

「奇異変異株」信じられない同僚を脅迫して分析…オミクロン株発見、緊迫の5日間

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.02 09:40
0
「何かの間違いにちがいない…」

11月19日、南アフリカ共和国最大規模の民間研究所の科学責任者、ラケル・バイアナ氏は新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)変異株ウイルスのサンプル分析結果を手にしてこう思った。変異の数が従来の平均よりも高かった。特にスパイクタンパク質から見つかった変異はデルタ株の倍近くあった。その時まではこのウイルスが世界を恐怖に陥れるとは夢にも思わなかった。

 
オミクロン株を最初に発見した南アフリカ科学者たちがこの変異株が世の中に知らされるまでの緊迫の5日間の過程を公開した。彼らは1日(現地時間)、ロイター通信とのインタビューでオミクロン株を初めて見た瞬間を「衝撃的だった」と表現した。

オミクロン株の第一発見者であるバイアナ氏は結果用紙を手にした瞬間、目を疑ったという。「最初は分析過程を間違ったのかと思った。だがすぐに考えが変わった。この結果が間違いではないなら途方もない波紋を呼びかねないため、一刻も早く知らせなければならないと思った」と当時を振り返った。

不安を感知したバイアナ氏は南アフリカの国立伝染病研究所(NICD)にこの事実を知らせた。だが、結果を信じようとしないNICDの同僚を説得するのは容易ではなかった。バイアナ氏は「新たな変異株が登場したとしたらどうするつもりか」と脅迫しながら彼らを説得したという。

結局、NICD研究員は20~21日週末勤務を決めた。研究員はバイアナ氏から送られてきた8件のサンプルを二日間かけて再分析したところ、8件全てから同じ変異株が見つかった。

研究員は全員、変異の形がこれほど奇異に見えても信じられなかった。だが、その時過去一週間で急増した一日あたりの感染者数が研究員の頭の中をよぎった。11月初めに採取したサンプルから「S遺伝子ドロップアウト」現象が見つかった事実も思い出された。S遺伝子はデルタ株とオミクロン株を区別する要素の一つだ。今年8月以降は目にしなくなっていたが「S遺伝子ドロップアウト」変異が再登場して不審に思ったという。

翌日、NICDは32人のサンプルの遺伝子塩基配列を追加で分析すると同時に、南アフリカ全域の保健機関および民間研究所が保有している検体の塩基配列分析を要請した。結果はすべて同じだった。バイアナ氏の判断が的中したのだ。当時現場を指揮した塩基配列分析家のダニエル・アモアコ氏はその瞬間を「恐ろしかった」と表現する。

新たな変異株の登場を確信したNICD研究員は素早く動いた。すぐに国際的なウイルスゲノムデータベース「GISAID」(Global Initiative on Sharing All Influenza Data)に該当の結果を登録した。すでにボツワナや香港でも同じ遺伝子塩基配列事例が報告されていたことを確認し、事態は深刻だと判断した。24日には世界保健機関(WHO)に新たな変異株の発見を通知し、25日にこの変異株の存在を公式に知らせた。バイアナ氏がオミクロン株を発見して5日後のことだった。

世界の科学者は南アフリカが変異株を発見すると同時に問題の深刻性に気づき、迅速・透明に報告したおかげで素早く対応できたと評価する。しかしまだ先は長い。オミクロン株がどのようにヒトに作用するか、まだ確認されていないからだ。

南アフリカではオミクロン株が第4波を誘発するという見方が優勢だ。すでに感染者数は急増している。2週間前300人台前後だった感染者数は4000人を超え、今週末には1万人に達するものとみられる。

南アフリカNICD院長代行のエイドリアン・ピューレン氏は、この日ロイターの取材に対して「オミクロン株がデルタ株の感染力を凌駕する可能性が非常に高いとみられる」とし「一日あたりの感染者は4倍以上になるだろう」と話した。ただし、南アフリカ医師協会のアンジェリク・クッツェー博士はCNN・テレグラフに「オミクロン株患者の大多数は症状が軽微で入院が必要ない状態」とし「ワクチンを接種した場合、症状も軽く、回復も早かった」と強調した。現在、オミクロン株を突き止めた南アフリカ科学者はオミクロン株の感染力や致命率などを研究している。研究結果は3~4週間内に出る予定だ。

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0

    포토뷰어

    「奇異変異株」信じられない同僚を脅迫して分析…オミクロン株発見、緊迫の5日間

    2021.12.02 09:40
    뉴스 메뉴 보기
    オミクロン株のスパイク3Dイメージ(右側の四角の中)はオミクロン株でスパイク部分イメージだけを別途表示した。金宇柱(キム・ウジュ)教授は「丸い形のウイルスから突起部分のスパイクだけを別に取り外してイメージを実現したものと理解してほしい」と説明した。[写真 世界保健機関ホームページ、バンビーノ・ジェズ病院ツイッターキャプチャー]
    TOP