訪米の韓国国立外交院長「北のミサイルは問題にすべきでない」…国際社会と相反する発言
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.02 08:40
韓国の外交・安全保障・統一国策研究機関のトップが総出動し、ワシントンで終戦宣言の採択や北朝鮮制裁の緩和などに対する米国の前向きな姿勢を促したが、米国は冷ややかな反応を見せた。
洪鉉翼(ホン・ヒョンイク)国立外交院長は先月30日(現地時間)、ウッドロー・ ウィルソンセンターが開催した米朝関係展望フォーラムと特派員懇談会で、「終戦宣言は北が米国に対する信頼を回復するための第一歩だが、米国は積極的に取り組むようではない」と指摘した。続いて「この状態が続けば、来年4月から10月にかけて極めて危険な時期を迎えるかもしれない」と警告した。韓国の大統領選挙(3月)を終えて米国の中間選挙(11月)を迎える間に北朝鮮が挑発する可能性があるということだ。