オミクロン株感染者5人…韓国でも連鎖感染が始まった(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.02 07:11
韓国でも新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)オミクロン株の感染者が初めて報告された。韓国政府は先月ナイジェリアを訪問した仁川(インチョン)在住の40代夫婦と彼らの30代知人Aさん(男性)、また別のナイジェリア訪問50代女性2人など計5人がオミクロン株の感染者として最終的に確認されたと1日、明らかにした。先月24日、南アフリカ共和国の医療スタッフがオミクロン株を世界保健機関(WHO)に最初に報告してからこの一週間で韓国でも感染者が出てきた。
この日、韓国疾病管理庁によると、先月24日にナイジェリアから帰国した後、25日に新型コロナ陽性診断を受けた仁川在住の40代夫婦と彼らの移動を助けたAさんら3人が変異株確定検査でオミクロン株への感染が最終的に確認された。また彼らとは別に、先月13~22日にやはりナイジェリアを訪問して23日に入国した後、24日に陽性診断を受けた京畿(キョンギ)地域在住の50代女性2人もオミクロン株への感染が確認された。
彼らに関連した新型コロナ感染者4人に対しても当局がオミクロン株かどうかを調査していて、感染者はさらに増える可能性が高い。夫婦の密接接触者のうちコロナ陽性診断を受けた10代息子のオミクロン株に対する検査結果が2日に判明する予定だ。感染の可能性が高い。40代夫婦の知人Aさんによる追加感染者も3人確認されていてオミクロン株感染の確認を急いでいる。結果は週末に判明する。オミクロン株感染者が続々と確認されて地域社会感染がすでに始まったという懸念が高まっている。