【時論】韓国と接種率はほぼ同じなのに…日本はなぜ患者が急減したか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.01 09:56
一日3万人まで増えていた日本の新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の感染者が最近200人前後に急減した。一日3000~4000人まで急増した韓国と違い、日本のコロナ状況が見違えるように改善されると、このような違いが生じた原因を巡りさまざまな分析や主張が登場している。
日本が韓国産コロナ診断キットを使わない唯一の国であり、それによってデルタ株ウイルス感染者を突き止めることができないという「診断キット不良説」が出てきた。高額なコロナ検査費用(約2万円)のせいで無症状や軽症患者はコロナ検査を受けにくいという「検査量縮小説」もある。日本でデルタ株が消えたという「コロナ自滅説」まで登場した。このような主張のほとんどは科学的な根拠が不足しているか事実関係さえ確認していないものだ。