【グローバルアイ】スポーツ界の中国リスク
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.30 12:03
米国でも中国人のテニス愛は格別だ。ワシントン近郊の住宅街のテニスコートに行ってみれば3チームのうち2チームは常に中国人であるほどだ。老若男女を分かたず、子どもに対する早期教育にも熱心だ。
中国がテニスに関心を持つことになったのは1988年のソウル五輪の際に正式種目に採択されてからだという。そして2011年に武漢出身の李娜がグランドスラムのひとつである全仏オープンで優勝し爆発的な人気を呼んだ。その後国家的支援を受けて100位以内に入る女性選手が相次いで登場した。1998年のパク・セリのLPGA優勝後に多くの「パク・セリキッズ」が出てきたのと似ている。