「ソウル大で何を学んだのか記憶ない」…世界大会で優勝した韓国人女性
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.19 11:15
ソウル大国際経済学科を首席で卒業した後、行政考試(財経職)でも次席だったが、実戦では「力不足」を感じたという。2002年に安定的な職場を離れて留学した。「経歴も認められず支援も受けられない」の個人的な休職だった。留学中に休職期間(5年)が経過して免職となり、民間人の身分になった。11日にグーグルが運営する世界最大規模の人工知能(AI)コンペティション「カグル(Kaggle)」のデータ分析大会で韓国人で初めて優勝したイ・スヒョン・ソウル大国際大学院教授(45)の言葉だ。
◆「オンライン教育、極貧層よりその上の階層が疎外」
イ教授は「コロナ時代の教育環境および不平等」をテーマに開催された今大会で、AI教育サービスの階層別二極化を究明した。主催側が提供した米国のAI教育サービス利用データに経済学データを組み合わせて立体的に分析した点が評価され、最終優勝5チームの中の1チームに選ばれた。16日、ソウル麻浦区(マポグ)の中央日報社屋で会ったイ教授は「極貧層が多い学区のオンライン学習使用比率は(政府の支援で)むしろ最上位層と似た水準になった」とし「その上の階層やそれ以上の学区に対する支援が必要だ」と指摘した。