【社説】ブースターショット操り上げて日常回復に道筋を=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.15 16:07
新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)というトンネルから抜け出して韓国が日常回復へ向かう道は想像以上に険しい。今月1日、「段階的日常回復(ウィズコロナ)」の第一歩を踏み出して防疫措置を大幅に緩和すると、感染者と死亡者が急増して再び赤信号が灯った。重篤患者用の病床確保やブースターショット(追加接種)の間隔短縮など迅速で賢い対処が切実な状況だ。
疾病管理の鄭銀敬(チョン・ウンギョン)庁長は11日、国会保健福祉委員会に出席して「重症患者が増加していて鋭意注視している」としながら「状況が悪化すれば日常回復第1段階を持続するか、防疫措置を強化する場合がある」と述べた。鄭庁長の言葉のように、最近の傾向に注目すると12月中旬の日常回復第2段階進入は容易でないかもしれない。