韓国でコロナ重症患者がまた最多…「防疫強化も」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.11 13:30
最近、新型コロナによる重症患者が急増して医療体制が逼迫する中、鄭銀敬(チョン・ウンギョン)疾病管理庁長が「状況が悪化すれば(6週後にも)段階的な日常回復(ウィズコロナ)第1段階を持続したり、防疫を強化する可能性がある」と述べた。
こうした発言が出たのは11日に開かれた国会保健福祉委員会の全体会議でだ。鄭庁長は、「今のような傾向なら第2段階に無難に進むのは難しいのでは」という申賢栄(シン・ヒョンヨン)共に民主党議員の質問に対し「その通りで、重症患者が増えている」と答えた。申議員が「第1段階が続く可能性があるのか」と尋ねると、鄭庁長は「第1段階を持続したり、措置を強化することもある」と話した。これに先立ち1日から施行中の「ウィズコロナ」第1段階は4週間の履行期間と2週間の評価期間を経た後、来月から第2段階に移る予定だったが、検討期間がさらに長くなることもあるという意味だ。