志願制で兵力不足の台湾軍…漫画国防白書で若者にアピール
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.10 16:02
中国人民解放軍が台湾の主要港・空港を封鎖する能力を備えたと、台湾国防部が警告した。9日に発表した『中華民国110年(2021年)国防報告書(白書)』でだ。台湾国防白書は隔年で発行される。
台湾国防部は中国が「グレーゾーン」作戦を開始したと説明した。グレーゾーン作戦とは平時と戦時の間のあいまいな境界を狙った軍事作戦を意味する。台湾国防部は中国のグレーゾーン作戦の一環として防空識別圏(ADIZ)を随時侵犯している点を挙げた。ADIZは国際法上領空ではないが、進入前に管轄国に通知するのが慣例だ。
しかし中国は昨年9月から今年8月末まで台湾のADIZに554回も無断進入した。台湾空襲訓練をしながら台湾の防空能力を点検するためだ。