穀物生産国で日照りと供給網の崩壊重なり…世界の食料価格1年間で31%急騰
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.08 11:00
世界で食料価格が1年で30%以上急騰したとの調査結果が出された。主要穀物生産国で深刻な日照りにより収穫量が急減し、新型コロナウイルスに触発されたサプライチェーン崩壊と物流難、労働力難によるコスト上昇が食料価格に反映された結果と分析される。
CNNは5日、国連食糧農業機関(FAO)がこの日公開した10月の食糧価格指数(FPI)を引用してこのように報道した。これによると、FPIは9月より3%上昇した133.2ポイントを記録し3カ月連続の上昇となった。1年前の昨年10月より31.3%上昇した数値だ。
FAOは24の主要食料品の国際価格格動向をモニタリングし、穀物、油脂類、肉類、乳製品、砂糖の5品目群別に価格指数を毎月発表している。2014年で2016年の間の平均価格を基準値となる100ポイントに設定したこの指数は、世界の主要食品の価格変化推移を分析する上で基礎資料として活用されている。