教皇の「訪朝約束」強調する韓国大統領府…教皇庁の報道資料には関連言及なく
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.01 09:40
主要20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)出席のためにイタリア・ローマを訪問中の韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領がフランシスコ教皇に会って北朝鮮訪問を再び提案した。コロナ禍以降、多くない対面首脳外交の機会を「教皇訪朝」に集中する雰囲気だ。
文大統領は先月29日、バチカン(ローマ法王庁)でフランシスコ教皇と会談して「教皇が北朝鮮を訪問してくださるならば韓半島(朝鮮半島)平和のモメンタムになる」としながら「韓国人が大きな期待を寄せている」と話したと青瓦台(チョンワデ、大統領府)の朴ギョン美(パク・ギョンミ)報道官が明らかにした。これに対してフランシスコ教皇は「皆さんは同じ言語を使う兄弟」とし「北朝鮮から招待状が来れば、平和のために、皆さんを助けるために喜んで(北朝鮮に)行くことができる」と答えた。