世界が夢中の韓国キムチ…輸出史上最大、12年ぶりに黒字転換(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.28 13:49
韓国政府はキムチの世界的な人気を継続するためにキムチ生産から流通まで安全性を強化して海外広報を拡大する方針だ。農食品部は中小キムチ輸出業者の海外進出を支援するために▼ムスリムのためのハラル認証▼ビーガン(vegan、菜食主義者)キムチの開発▼缶包装などデザイン改善--などをサポートしてきた。同部の金ヒョン秀(キム・ヒョンス)長官は「韓国のキムチの優れた点が広く知られ、世界的にも認められる企業が多く出ることを希望する」とし「外国で生産されるキムチと差別化される大韓民国キムチだけの効能と安全性を積極的に広報していく」と述べた。
輸出するキムチだけでなく国内で消費されるキムチも国民が安心して食べられるようにする制度も整えていく。韓国政府は今月から輸入ハクサイキムチに対する食品安全管理認証基準(HACCP・ハサップ)制度を義務適用している。HACCPは食品の原材料から消費者が摂取するまで食品の安全性を管理する衛生管理システムだ。
いまではHACCP認証を受けた外国メーカーが生産したハクサイキムチだけが輸入が可能だ。現在は輸入量が1万トン以上の場合にHACCPを適用して、段階的に拡大して2024年にはすべての外国メーカーが認証を受けなければならない。