700ドルの新型コロナ飲み薬登場迫る…貧しい国はまた泣く
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.18 16:57
新型コロナウイルスの錠剤治療剤登場が差し迫る中、富裕国の「買い占め競争」で低所得国の治療剤確保が遅れかねないとの懸念が相次いでいる。1年前の新型コロナウイルスワクチンをめぐる「富益富貧益貧」現象が繰り返されると指摘される。
ロイター通信などは17日、米製薬会社メルクの新型コロナウイルス錠剤治療剤「モルヌピラビル」に対する低所得国のアクセス権をまず保障すべきとの声が大きくなっていると報道した。
外信を総合すると、世界の保健と感染症の専門家たちはモルヌピラビルが承認されればアフリカにまず配布すべきと口をそろえた。報道によると、現在アフリカのワクチン接種率は5%未満で、接種率70%以上のワクチン大国と大きな格差がみられる。