【コラム】次悪選択強要する大統領選挙=韓国
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2021.10.17 10:05
第20代大統領選挙を4カ月余り後に控えたいま、熱烈支持者を除いた一般有権者はなぜか渋い顔だ。候補らがますます傷だらけになり特に支持したい人を探すのが難しくなったのだ。こういうことでは本当に最善ではなく次善、さらに正確に言えば最悪ではない次悪の候補を選出する大統領選挙にならないか心配だ。
李在明(イ・ジェミョン)候補の最大のアキレス腱のひとつは「大壮洞(テジャンドン)」だ。李候補は自身が城南市(ソンナムシ)の市長だった時期に起きた大壮洞開発事業の特恵ロビー疑惑から自由でない。彼は自ら「檀君以来最大の政治功績」と強調したが、いまは捜査対象になりかねない状況に置かれている。ソウル中央地検のイ・ジョンス地検長は14日に李候補が「捜査範疇に入っている」と話した。