韓国次期大統領選挙今後の構図…李在明氏の独走か3強体制か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.16 09:43
次期大統領選挙が10カ月先に迫る中で、与党「共に民主党」から大統領選挙出馬宣言が続いている。現在まで大統領選挙出馬が確実視される走者は7人だ。先頭グループの李在明(イ・ジェミョン)京畿道(キョンギド)知事、李洛淵(イ・ナギョン)前代表、丁世均(チョン・セギュン)前首相を筆頭に、朴用鎮(パク・ヨンジン)議員と梁昇晁(ヤン・スンジョ)忠清南道(チュンチョンナムド)知事がそれぞれ9日と12日に出馬を公式化した。李光宰(イ・グァンジェ)議員と金斗官(キム・ドゥグァン)議員も近く出馬宣言をする予定だ。これまで80年代に大学に入学した60年代生まれを意味する「86グループ」の任鍾晳(イム・ジョンソク)前大統領秘書室長と李仁栄(イ・インヨン)統一部長官、現役自治体首長の金慶洙(キム・ギョンス)慶尚南道(キョンサンナムド)知事と崔文洵(チェ・ムンスン)江原道(カンウォンド)知事、そして柳時敏(ユ・シミン)元保健福祉部長官と秋美愛(チュ・ミエ)元法務部長官が潜在候補群として名前が挙がっているが、現在では秋元長官を除いてレースから遠ざかったというのが党内外の評価だ。
現在の支持率で7人の現状を見ると、李在明知事が先頭を走り、李洛淵前代表と丁世均前首相が後を追う「1強2中4弱」の構図だ。8~11日にクキニュースの依頼を受けハンギルリサーチが調査した民主党大統領選挙走者支持率は、李在明氏が32.3%、李洛淵氏が15.4%、丁世均氏が5.0%の順だった。次いで朴用鎮氏が3.8%、金斗官氏が1.1%、李光宰氏が0.4%で、梁昇晁氏は調査に含まれなかった。
現在の構図が続くのか揺れ動くのか、今後の構図に対する専門家らの予想は概ね3つ程度に分かれる。