【コラム】韓半島の平和、終戦宣言・平和協定パフォーマンスでなく軍事力・同盟・情報力で守るべき(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.13 11:41
10月の台湾海峡で波が立っている。1-4日に延べ149機の中国空軍機が台湾防空識別圏(ADIZ)に進入し、いつでも攻撃可能であることを見せる戦争級の航空武力示威をした。2-3日には中国から遠くないフィリピン海と沖縄南西部の海域で米国・英国・日本・オランダ・カナダ・ニュージーランドの6カ国の海軍が「自由で開かれたインド太平洋の実現」を理由に合同訓練を実施した。まさに「武器の陰」だ。
こうした状況で韓国政府は文在寅(ムン・ジェイン)大統領の任期末にもかかわらず停戦協定の締結に注力し、対象的な姿を見せている。鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官に続いて徐薫(ソ・フン)国家安保室長が訪米して終戦協定について議論する。
◆南北合意、米中説得など高次方程式