モデルナ「ワクチン製造法は共有しない」…WHOはブースターショットを勧告
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.12 16:12
米国マサチューセッツに基盤を置く製薬会社モデルナの共同設立者兼取締役会長のヌーバー・アフェヤン(Noubar Afeyan)氏(59)が「新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ワクチンの供給を増やすための最も良い方法はわれわれが直接生産すること」としながら「(開発途上国などに)ワクチン製造法を共有する計画はない」と明らかにしたと11日(現地時間)、AP通信が報じた。
モデルナの最大株主でもあるアフェヤン氏はこの日、自身が設立に参加した国際人権賞「オーロラ人道イニシアチブ」の行事に出席するためイタリアを訪問し、AP通信とのインタビューに応じた。
この席でアフェヤン氏は「会社がメッセンジャーリボ核酸(mRNA)ワクチン製造技術を共有したほうが良いのかどうかについての分析を進めた結果、2022年度自社生産量を拡張して数十万回分の追加分を届けることができるという結論を下した」と説明した。あわせて「モデルナ経営陣は会社の生産量を増やすことがグローバル供給量を増やす最も良い方法だと結論を下したので、ワクチン製造技術を共有する計画はない」と述べた。