日本の新首相に「慰安婦合意」の岸田氏、過去にはプーチン大統領とウォッカ対決も
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.29 16:47
29日に行われた日本の自民党総裁選挙は予想より簡単に岸田文雄前政務調査会長の勝利で終わった。岸田氏は1回目の投票で河野太郎行政改革担当相を1票差で押さえ、その後に続いた決選投票では257対170と大差で勝利した。
日本の新首相になる岸田新総裁は1957年生まれで、東京生まれだが広島に政治的基盤を置いている。衆議院議員に9回当選し外相や自民党政調会長など要職を歴任したが目立った動きを見せず河野氏らスタータイプの政治家に比べると大衆的な認知度は高くない。
祖父の岸田正記氏、父の岸田文武氏はともに経済人出身の政治家だ。駐在員として派遣された父親に同行し米ニューヨークで小学校に通って体験した人種差別を契機に政治家の夢を持ったという。早稲田大学法学部を卒業後、日本長期信用銀行で働き1993年に父親の選挙区を受け継いで衆議院議員に初めて当選した。当時ともに初当選議員として国会に入った同期が安倍晋三前首相だ。