徴用「三菱商標権」で初の売却命令…日本製鉄裁判も影響
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.29 07:00
韓国で強制徴用被害者が日本企業である三菱重工業に対して出していた商標権・特許権売却命令申請を裁判所が受け入れた。被害者は損害賠償にさらに一歩近づいたが売却命令以降も被害者が越えなければならない山は少なくない。三菱側が直ちに抗告意思を明らかにしたためだ。
28日、韓国法曹界によると、大田(テジョン)地裁は27日、強制徴用被害者の梁錦徳(ヤン・クムドク)さん(92)、キム・ソンジュさん(92)が三菱重工業に対して出した商標権・特許権売却命令申請を受理した。
裁判所は商標権2件と特許権2件に対する売却命令で、2人の被害者が日本企業からそれぞれ2億973万余ウォン(約1970万円)を受け取れるようにするよう命じた。