大型連休後にコロナ拡大…一日の感染者数3000人超=韓国
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2021.09.25 09:24
韓国で秋夕(チュソク、中秋)連休明けに新型コロナ感染者数が急激に増えている。リアルタイム感染者集計統計サイト「コロナライブ」によると、24日午後10時現在の新規感染者数は3000人を超え、過去最多となった。これに先立ち24日0時基準での一日の新規感染者数も過去最多の2434人だった。先月11日(2221人)以来44日ぶりの最多更新となったが、2日連続の急増だ。
防疫当局は当初、今月20日ごろ感染者数が2300人程度でピークとなり、徐々に減少しながら第4波が落ちつくと見込んでいた。しかし予想ピークの規模も時期も外れた。秋夕連休中の人口大移動による余波は来週ごろ本格化する。中央災難安全対策本部のイ・ギイル第1統制官は「地域社会の隠れた感染が多い状況で移動と集まりがあり、追加で感染が拡大する危険が今も残っている」とし「今回地方に行ってきた人たちが引き続き検査を受ける来週はさらに増えることも考えられる」と述べた。