恒大きょう利払い期日、1兆7505億元の負債爆弾爆発するか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.23 07:13
中国を代表する超大型不動産企業が破産の危機に置かれた。最近流動性危機に陥っている恒大グループの話だ。不動産ブームに押され急成長したが、中国政府が急騰した住宅価格を押さえ込むために発表した貸付規制により社債利払いすら難しいほど資金繰りが悪化している。
23日と29日に予定された社債利払いが恒大の債務不履行(デフォルト)を決める1次試験台になる見通しだ。高承範(コ・スンボム)金融委員長も22日、「恒大グループ問題が世界の金融市場のシステムリスクに拡散する可能性は限定的というのが多くの専門家の見方」としながらもモニタリング強化を注文した。
1997年に設立された恒大グループは中国の不動産ブームを背景に急成長した。借入により土地を取得して規模が小さい住宅を地方の小都市に大量供給する薄利多売方式を選択した。全国280以上の都市で約1300件の開発事業を行う中国2位の不動産開発業者に成長した。昨年の売り上げだけ1100億ドルに達する。昨年米経済誌フォーチュンが選定した世界500大企業のうち122位に上がった。貧農出身である恒大の創業者徐家印会長は2017年にフォーブス選定の中国人富豪1位になったりもした。