IAEAの「北核」警告にも…文大統領、国連でまた終戦宣言提案(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.23 06:59
当初、米国側は新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)状況を理由に、国連総会への出席を非対面方式で進めてほしいと要請したが、文大統領は3泊5日間のスケジュールを強行してまで対面一般討論演説を行った。それだけ強い意志が反映されていたといえる。一部では終戦宣言の主体に中国を含めたことを巡り、中国と事前に共感を形成していたのではないかという観測も出ている。文大統領は国連総会出席を控えて、今月15日に中国の王毅国務委員兼外交部長と青瓦台で会い、41分間の会談を行った。
だが、終戦宣言実現の見通しはこれまでの任期を通していつも以上に明るくない。朴首席はこの日、「北朝鮮が再び対話に出てくるなら、約束したように十分に推進することができる主題になる」と述べたものの、当の北朝鮮は今年に入って核武力の強化を宣言して非核化とは逆方向に進んでいる。