国連総会参加のためニューヨークを訪問中の文在寅（ムン・ジェイン）大統領が２０日、世界知的所有権機関（ＷＩＰＯ）が発表した「２０２１年グローバル革新指数」で韓国が過去最高となる５位となったことに対し、「大韓民国は絶え間ない革新で確実な先導国として跳躍するだろう」と明らかにした。

文大統領はこの日フェイスブックで、「ニューヨークで誇らしい知らせを聞いた。昨年の１０位から実に５段階上昇し、アジア１位になったのも初めて」と話した。

文大統領は「革新能力上位２０カ国のうち最も大きな上昇を成し遂げたもので、ＷＩＰＯは輝かしい跳躍と絶賛した。『革新強国大韓民国』の地位を確固としたものにした」と付け加えた。

文大統領は「特に未来に向けた投資と評価される『人的資本と研究』の分野で３年連続世界１位となっており、国内総生産（ＧＤＰ）比の特許出願、政府オンラインサービス、ハイテク輸出比率など９つの詳細指標でも世界１位となった」と紹介した。

その上で「コロナなど内外で厳しい条件の中で韓国の果敢な革新と未来への備えが成し遂げた成果。韓国政府の革新成長政策と民間の技術革新がかみ合って成し遂げた結果」と評価した。

続けて「コロナ危機克服と気候危機対応など人類共同の課題を解決していくことでも先導的役割を尽くしたい」と付け加えた。