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BTSで話題の韓国・堤川飛行場「閉鎖せよ」…なぜ46年間飛行機飛ばなかったのか

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.20 12:12
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軍事目的で作られた堤川飛行場は1975年以降、航空機の離着陸がない。[写真 堤川市]
◆韓国堤川市民、飛行場返還求め10万署名運動

ボーイズグループ防弾少年団(BTS)のミュージックビデオ撮影地として知られている忠清北道堤川(チュンチョンブクド・チェチョン)の軍用飛行場をめぐり、地域で返還運動が行われている。

 
20日、堤川市などによると、「堤川飛行場返還汎市民推進委員会」は先月9日から「堤川飛行場用途廃止」を求める10万署名運動を行っている。韓国国防部所有の飛行場の敷地を住民に返還することを求めるという趣旨だ。現在までオン・オフラインで5万人の市民が参加している。汎市民推進委は秋夕(チュソク、中秋節)連休期間に帰省者から署名を受けるなどして10万人を満たし、10月頃に国防部と国民権益委員会、国会などに提出する計画だ。

堤川市茅山洞(モサンドン)と古岩洞(コアムドン)にまたがる堤川飛行場はBTSの『EPILOGUE:Young Forever』のミュージックビデオの撮影地として有名だ。メンバーが広大な滑走路を走るシーンがここで撮影された。BTSのファンの間では聖地巡礼の場所とされている。

◆1975年以降、訓練用航空機の離着陸皆無

この飛行場は、1950年代に飛行訓練場として建設されたが、75年にコンクリートの地面を設置するなど再整備した後、訓練目的の航空機(戦闘機)の離着陸は行われていない。救急患者の病院搬送を支援するため、山火事鎮火ヘリやドクターヘリなどが滑走路の一部を使用したことがある。2004年、市と国防部が協約して滑走路が開放され、自転車に乗ったり、運動する場所として利用されている。

それでも、46年間航空機が離陸も着陸もしていない飛行場に対し、住民は不満を抱えている。飛行場の敷地が16万平方メートルと広大なうえ、長さ1180メートル、幅24メートルの滑走路が都心の真ん中を遮っているためだ。住民のパクさん(46)は、「飛行場の滑走路の中間を切断して作った道路が狭く、小学校に通う子どもたちが交通事故に遭う懸念が大きい」とし「滑走路のコンクリートは、ところどころ亀裂が生じて、自転車で走って転ぶ人もいる」と話した。

汎市民推進委は飛行場による都心拡張阻害、小学校や高層マンションの入居による飛行場の機能喪失、30キロメートルの距離に原州(ウォンジュ)・忠州(チュンジュ)の空軍飛行場があるため軍事作戦の遂行に支障がないという理由を挙げ、飛行場の用途廃止を主張している。

◆「都心の真ん中を横切っているため不便」用途廃棄を求める

堤川市も汎市民推進委の活動を支持している。堤川市のキム・ジュサン企画チーム主務は「国防部は堤川飛行場をヘリコプター予備作戦基地に指定したが、滑走路の亀裂や環境整備が適切に行われていない」とし「他地域のヘリコプター基地が1万~5万平方メートルであることを考慮すると、都心であまりにも大きな面積を飛行場が占めている」と述べた。市は飛行場の用途が廃棄されれば、敷地交換、埋め立てなどの所有権の移転を経て、市民公園を造成する案を検討中だ。

堤川市議会は飛行場所有権の無償移転を求めている。市議会は6日、「国防部は堤川飛行場を恒久的に用途廃棄し、所有権を堤川市に無償移転してほしい」という内容の建議文を採択した。市議会は「堤川飛行場は都心にあり、地域の発展を阻害し、住民の不便を招いている」とし「半径1.5キロメートル以内に20軒以上のマンションや大型病院、学校があり、軍事施設としての機能を事実上、喪失している」と用途廃棄を要求した。

汎市民推進委の幹事を務めたペク・ミンソク世明(セミョン)大学教授は「使用しない飛行場のために都心が南北に断絶され、近い距離を遠回りしなければならない不便さがある」とし「地域発展の障害になっている飛行場は用途を廃棄し、市民の懐に返すべきだ」と述べた。

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