人を空中に吊るす…米国が残したブラックホークを飛行させたタリバン
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.31 14:35
アフガニスタンのカンダハル地方で米軍ヘリコプター「ブラックホーク」の試験飛行場面が30日(現地時間)確認された。アフガニスタン全域を占領したタリバンが、米軍が残していったヘリコプターを試験飛行させたとみられる。複数の映像と写真には正体不明の人物がヘリコプターに吊るされている場面もあった。
ブッシュ政権で国家安全保障会議(NSC)中東および北アフリカ首席局長を務めた米シンクタンク「ハドソン研究所」のマイケル・ドーラン研究員はツイッターで、この映像について「『我々は勝者(Top dog)になった』と宣言したタリバンは米国のヘリコプターを復讐殺人(revenge killing)に使っている」とコメントした。米連邦主義者論集(The Federalist Papers)のカルマイン・サビア主筆も「これがバイデン政権が実用主義的でビジネス的だと言ったタリバン」とし「米国のブラックホークヘリコプターに米国人通訳を吊るしている」と主張した。