韓国、8月の新規造船受注1位…韓国137万、中国37万、日本19万CGT
ⓒ 中央日報日本語版2021.09.08 15:57
英国の造船海運市況専門機関クラークソンズ・リサーチによると、8月に世界で発注された新造船は137万CGT(49隻)だ。このうち韓国が78万CGT(16隻、57%)を受注し、37万CGT(23隻、27%)に留まった中国を2倍以上で上回った。日本は19万CGT(7隻、14%)だ。
CGT(標準貨物船換算トン数)とは、船舶の付加価値、作業の難易度などを考慮して算出した単位だ。価格が高い船舶ほど値が大きい。業界では受注数よりも、この数値を基準に市場シェアを評価する。韓国はLNG(液化天然ガス)運搬船など高付加船種が主流なのに対し、中国はバルク船のような低価格の船舶がほとんどだ。中国がより多くの船舶を受注しても、シェアで大きく引き離された理由だ。