受注低迷に船舶価格下落まで、造船業界二重苦
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.17 18:03
造船業界が年末を控え受注にスパートをかけているが、船舶価格は底から抜け出せずにいる。業界は2016年以来の受注低迷から脱却するため全力を上げているところだ。しかし船舶価格下落で「損する商売」にならないか懸念も深まっている。
韓国造船海洋とサムスン重工業は17日、それぞれ原油運搬船の販売・供給契約締結を公示した。この日韓国造船海洋はオセアニア所在の海運会社と30万トン級超大型原油運搬船(VLCC)10隻の受注契約を結んだ。金額は9857億ウォンで1隻当たり価格は8840万ドルだ。サムスン重工業も1隻当たり5820万ドルで12.5万~20万トンのスエズマックス級原油運搬船3隻を受注した。