西海上に中国の「スパイ艦」出没…「韓国SLBMの動向監視」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.07 13:43
今月2日、韓国軍当局が忠清南道泰安(チュンチョンナムド・テアン)国防科学研究所(ADD)安興(アンフン)試験場の近海で潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)試験を発射した時、中国の情報艦が関連情報を探知したことが確認された。
この日、SLBMの試験発射は先月13日に就役した潜水艦「島山安昌浩(トサン アン・チャンホ)」からコールドローンチ(cold launch)方式で行われた。潜水艦の発射管に搭載されたミサイルは空気圧で水の外に押し出された後、ミサイルエンジンが点火して飛行する。
韓国潜水艦の中では初めて垂直発射管(VLS)を搭載している島山安昌浩はSLBM攻撃が可能な艦艇だ。従来は魚雷発射管からミサイルを撃つことができた。3000トン級の島山安昌浩は6本の垂直発射管に「玄武2B」級弾道ミサイルを搭載している。最大500キロの距離まで打撃が可能な機動性に優れた戦略武器だ。北朝鮮と周辺国が緊張する背景だ。