「こんなものをなぜ輸入?」 韓国戦争惨敗を描いた中国英雄物語映画が韓国で許可論争
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.07 10:06
中国と北朝鮮の立場から韓国戦争(朝鮮戦争)を見た中国映画『金剛川』が韓国題名『1953金城(クムソン)大戦闘』として先月30日、韓国映像物等級委員会審議を経て「15歳以上観覧可」の等級を付与された。これにより韓国で公式に流通することになった。
1953金城大戦闘は映画観覧ではなくビデオ用として審議を終えた。映画館での上映はできない。VOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスを通じて観覧することができる。NAVER(ネイバー)・Daum(ダウム)などポータルサイトは今月16日から鑑賞することができると案内している。あらすじは「韓国戦争の終盤である1953年夏、40万人を超える米軍と中国共産軍が金剛山(クムガンサン)金城突出部をめぐり最後の戦いを準備する」と紹介されている。
予算1000億ウォン(約95億円)が投入された『1953金城大戦闘』は中国人俳優チャン・イーやウー・ジンらが主役を務めている。中国では昨年10月に公開された。