20・30代に260兆ウォンの負債、年所得の倍超える「時限爆弾」=韓国(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2021.09.04 14:18
◆「MZ世代の脆弱層・投機層に分けて対策必要」
このように投資先や考え方には個人差があるが、共通する問題は償還だ。通常、住宅担保貸出は億ウォン単位で規模があまりにも大きく、満期日が数十年後であっても償還負担自体が大きい。月給が少ない社会の新人なら、毎月、自分の通帳を締めつける利子に苦しむしかない。株式や仮想通貨への投資のための各種貸出は利率が住宅担保貸出よりはるかに高いうえ、変動性が大きい市場の特性上、償還が容易でない。実際、貸出金償還能力を表す指標の所得に対する貸出比率(LTI)でMZ世代はかなり苦戦している。