韓国、貸出抑制も過去最大幅の増加…家計の負債1806兆ウォン
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.25 09:00
家計の負債が1800兆ウォン(約169兆円)を超えた。4-6月期に増えた負債は約41兆ウォン。この1年間に増えた金額は過去最大で168兆6000億ウォンにのぼる。金融当局の貸出規制と韓国銀行(韓銀)の利上げ警告にもかかわらず、家計の負債増加は加速した。
韓銀が24日に発表した「4-6月期の家計信用(暫定)」によると、6月末の家計信用の残額は1805兆9000億ウォンだった。1-3月期末より2.3%(41兆2000億ウォン)増えた。2019年10-12月から7期連続の増加だ。1年前と比較した家計信用増減率は10.3%と、2017年4-6月期(10.4%)に続いて2番目に高かった。1年前と比べると168兆6000億ウォン増えた。2003年に統計の作成を開始して以降最大幅だ。前期と比較した増減額(41兆2000億ウォン)も4-6月期基準では過去最大。家計信用は家計が銀行・保険・貸付業者など金融機関から借りた資金(家計貸出)とクレジットカード使用額(販売信用)を合わせたもので、全般的な家計負債状況を表す指標だ。