菅首相、支持率低下で持ちこたえられず1年で退任へ
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2021.09.04 09:52
菅義偉首相が3日、自民党総裁選への不出馬を表明した。菅首相はこの日、首相官邸で記者会見を開き、29日に予定された総裁選に立候補しないことを明らかにした。これで菅首相は今月末の総裁任期満了後、就任1年で首相から退くことになった。
菅首相は不出馬の理由について「コロナ対策に専念するため」と述べた。しかし日本メディアは「総裁選で勝つ可能性が消えたため」と分析した。菅首相の誤算は衆議院の解散時期を9月以降にしたところから始まった。新型コロナの感染拡大が収まらない状況で東京オリンピック(五輪)以降に選挙を先送りする勝負に出た。実際、菅首相は周囲に「8月ごろにはコロナがある程度落ちつくのではないか」と話していたという。