韓国政府がルーマニアとの協力を通じて確保した新型コロナウイルスワクチン１５０万３０００万回分が２日から韓国に供給される。

中央災害安全対策本部は１日の定例会見で、ルーマニアからのワクチン導入計画をこのように明らかにした。

ルーマニアから提供されるワクチンはファイザー製１０５万３０００回分とモデルナ製４５万回分だ。ファイザー製１０５万３０００回分はルーマニア政府から購入し、モデルナ製４５万回分はルーマニアが供与したものだ。

今回供給されるファイザー製１０５万３０００回分はベルギーのファイザー製品で、使用期限は今月３０日までだ。モデルナ製４５万回分はスペインの製薬会社ロビが製造した製品で、使用期限は１１月１２日から１２月５日までと多様だ。

中央災害安全対策本部は「両国政府は世界的にワクチンが不足している状況で相互に必要な防疫分野協力に向けワクチンと医療用品交換などを先月１０日ごろから進めてきた。その結果、韓国がルーマニアのファイザー製ワクチン１０５万３０００回分を購入し、モデルナ製ワクチン４５万回分はルーマニアが韓国に供与することとし、韓国はルーマニアが必要な医療用品を提供する相互供与方式で推進することにした」と明らかにした。

続けて「両国修交６０周年を迎えた昨年３月の新型コロナウイルス流行初期に韓国がルーマニアに検査キットを支援したことに対しルーマニア政府が謝意を示し、今回のワクチン協力はこれまでルーマニア政府が支持してきたパンデミック克服に向けた国際的連帯と効率的協力の一環」と付け加えた。