国連、韓国言論仲裁法に「完全に不均衡、深刻に憂慮」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.01 14:48
国連人権最高代表事務所(OHCHR)が、韓国の言論仲裁法改正案について「追加変更なしに法案が採択された場合、国民の知る権利とメディアが持つ表現の自由が厳しく制限されかねない」と懸念を示した。
OHCHRは1日、ホームページを通じて韓国政府に送った特別手続き書簡を公開し、「(言論仲裁法は)言論への信頼を回復するための法案だが、このままではその逆の結果をもたらすおそれがある」と述べた。韓国外交部は前日、「国連の特別手続き書簡を受け取った」としつつも、その具体的な内容等は一切公開しなかったが、OHCHRは書簡伝達から2日後に迅速に全文を公開した。