주요 기사 바로가기

【コラム】北朝鮮の圧迫術「戦略的侮辱」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.01 09:28
0
文在寅(ムン・ジェイン)政府に向けた北朝鮮の圧迫術は「戦略的侮辱」と言える。北朝鮮が暇さえあれば駆使する対南(韓国)言語は「侮辱」で、これは感情的に興奮した状態を現わすのではなく、侮辱を与えて北朝鮮が意図する目標を達成しようとしているという点から「戦略的」だ。

北朝鮮の戦略的侮辱は、歓待と非難の交差駆使術だ。概ね、先に歓待し、後から侮辱という順序だ。まず、南側の提案に応じて対話に出て和気あいあいとした場面を見せた後、裏では北朝鮮の本当の要求事項を切り出し、受け入れられない場合は顔色を変えて政治的・人格的に冒とくを与えるのだ。対話と侮辱が繰り返される荒れた状況の中、北朝鮮はいつの間にか交渉の議題や条件を変えたりもする。

 
例えば、トランプ政権時代、韓米合同演習の延期は米朝非核化交渉をサポートするために行われた。ところが、北朝鮮が先月10日、南北通信線を再度断ちながら要求したのが合同演習の中止と在韓米軍の撤退〔金与正(キム・ヨジョン)副部長談話)だった。つまり「米朝非核化交渉=合同演習延期」から「南北対話=合同演習の中止と在韓米軍の撤退」に変わった。合同演習延期という非核化交渉のニンジンで、北朝鮮は南北対話用に格下げさせ、同時に在韓米軍撤退を上乗せして要求条件を格上げさせた。それまで「ゆでた牛の頭も笑うようなこと」「特等の阿呆」のような罵倒語を執拗に浴びせた後で行われたことだ。

北朝鮮の罵倒語の造語力は優に世界最高水準だ。中国が直接的な非難をはばからず、いわゆる戦狼外交を駆使しているが、北朝鮮には決して及ばない。

北朝鮮の戦略的侮辱は文在寅政権ばかりターゲットにしたわけではない。過去の李明博(イ・ミョンバク)・朴槿恵(パク・クネ)政権の時も同様だった。「李明博の重量挙げ」とし、朴前大統領に対しては労働新聞の紙面で「メス」と罵倒した。韓国の大統領だけではない。北朝鮮がドナルド・トランプ前米大統領に対して、ほこりを叩いて見つけ出した罵倒語が「ドタード(dotard、もうろくした老人)」だった。

しかし、戦略的侮辱による厄介さの程度は、政権によって異なる。北朝鮮を相手にしたことを執権業績として掲げれば掲げるほど、北朝鮮の変面術に対応するのに適していない。一度も握手したことがなく心を開いていない相手ならば、罵倒されたとしても、進んでいた道をそのまま進めば良い。一方、南北間の握手と合意成果を強調し、国内外に知らせたのに罵倒が後に続くのは困る。罵倒に怒りで対抗すれば、それまで北朝鮮を相手に砂の城を築いていたと自認する格好になる。

逆に沈黙していても、国内外で困った境遇に置かれる。「北朝鮮の罵倒には口を開くこともできず、日本には大口を叩く」と嘲笑される。事実、北朝鮮が狙っているのが、このような国内の政治的打撃だ。政治的に困らせ、北朝鮮が望む方向に韓国政府が一歩でも踏み出させようとするのが北朝鮮の目標だ。韓国内で起こっていることならば、この政府の熱血的支持層がオンライン世論操作で非難して嘲笑し、口を塞いで潰そうとする可能性があるが、北朝鮮はそうすることができる相手ではない。

北朝鮮の戦略的侮辱は、北朝鮮の対南外交術の実体が何なのかを悟らせてくれる。北朝鮮は徹底的に利益志向だ。北朝鮮に、正確には金正恩(キム・ジョンウン)政権に役立つならば、罵倒語であれ抱擁であれ意に介さない。軍事境界線の前で手を取ったとしても、トボダリ(徒歩橋)で本音を見せて人間的な話をしたとしても、いつでも顔を変えることができる。金正恩体制に役立つ罵倒語であれ、署名であれ、すべて可能なのが北朝鮮だ。抱擁の記憶に酔っている限り、北朝鮮の挑発で裏切られることがままある。

また、北朝鮮の戦略的侮辱は対北朝鮮感傷主義がいかに空しいか赤裸々に知らしめる。南北が手を取り合って軍事境界線を渡る「美しい」場面の裏には、生き残るためには南北共倒れまで辞さないかもしれない凄まじい北朝鮮体制があることを、北朝鮮の罵倒語が悟らせてくれる。今、与野党が共に生きる韓国の地でも与野党間の政治的妥協がろくに行われていない。これまで執権勢力は積弊清算の旗ばかり振った。しかし、韓国と体制が異なる北朝鮮が、ただ同じ民族という理由から韓国と手を取り合うだろうと期待すること自体がナンセンスだ。韓国が韓国の生存と繁栄のために動いているのように、平壌(ピョンヤン)は平壌の政権の生存と繁栄のために、あらゆる手段と方法を講じていることを知らせてくれるのが北朝鮮発罵倒語だ。

南北関係は進展しなければならず、対話は進まなければならず、ゼロサム対決の構図においても南北の共通した利益を見出さなければならない。しかし、この過程が「白頭(ペクトゥ)から漢拏(ハルラ)まで」を共に叫び、胸が熱くなる感動的な姿では、決してない。青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)・政府が報道資料、記者会見にバラ色の南北関係を示す時、これは現実ではなく仮想現実の方により近いということを悟らせてくれるのが、北朝鮮の侮辱戦略だ。

チェ・ビョンゴン/国際外交安保ディレクター

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0

    포토뷰어

    【コラム】北朝鮮の圧迫術「戦略的侮辱」

    2021.09.01 09:28
    뉴스 메뉴 보기
    イラスト=北朝鮮の圧迫術「戦略的侮辱」
    TOP